LinkedInが保有する10億人以上の会員データを基にした「Economic Graph」の最新分析が、2025年にグローバル市場で最も求められるエンジニアリングスキルのランキングを明らかにした。
2025年 需要エンジニアスキル Top10
1位:AI/機械学習エンジニアリング(前年比+67%) 2位:クラウドネイティブ開発(Kubernetes/Docker)(+45%) 3位:サイバーセキュリティ(+42%) 4位:データエンジニアリング(+38%) 5位:DevOps/SRE(+35%) 6位:ブロックチェーン/Web3(+31%) 7位:IoTシステム設計(+28%) 8位:フルスタック開発(React+Node.js)(+24%) 9位:モバイル開発(Swift/Kotlin)(+19%) 10位:ローコード/ノーコード開発(+17%)
注目すべきは、3位にランクインしたサイバーセキュリティだ。AI活用の拡大に伴い、AIモデルのセキュリティやプロンプトインジェクション対策の専門家への需要が急増している。
日本人エンジニアのポジション
LinkedInのデータによれば、日本人エンジニアは1位のAI/ML分野と5位のDevOps分野で特に高い技術力を有している。一方、英語でのプロフィール作成率は他のアジア諸国(韓国、インド、シンガポール)と比較して著しく低く、国際的な可視性の面で課題がある。
「日本のエンジニアは技術力では世界トップクラスだが、その能力が国際市場で十分に認知されていない」とLinkedIn Japan の担当者は指摘する。
スキルアップの指針
レポートは、現在のスキルセットに加えて「隣接領域」の知識を獲得することを推奨している。例えば、バックエンドエンジニアがクラウドインフラの知識を、フロントエンドエンジニアがUI/UXデザインの基礎を習得することで、市場価値は平均34%向上するという。
2025年後半に向け、AI関連スキルの需要はさらに加速すると見られている。
